代表からご挨拶

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ぽっかぽかの目指す ”高齢者介護の姿”
小規模多機能ホームを選んだ理由。

ぽっかぽかのホームページをご覧頂きありがとうございます。
ぽっかぽかは、平成29年に和歌山県紀美野町に開設された小規模多機能ホームです。
弊社ホームページを見た時、「“小規模多機能ホーム”ってなんだろう?」と思いませんでしたか?

「小規模多機能ホーム」とは、「通い」「訪問介護」「泊まり」の3つを組み合わせて、従来型のデイサービスなどよりもっと柔軟できめ細やかなサービスができるようにしたものです。
言い換えれば、決まった枠にはまったサービスではない「本当の意味で、利用者様やご家族様のためになる介護サービス」をぽっかぽかは目指しています。

例えば、従来のデイサービスではあらかじめ決まった時間枠による利用とスケジュールがあり、時間数に応じた料金が決まっていますが、小規模多機能ホームであるぽっかぽかではそういった定型的な利用だけではなく、午前だけ、午後だけ、夕方だけといった利用もでき、途中で宿泊したくなったら泊まることもできます。
高齢者というのは、毎日同じ状態ではありません。健康状態や身体的・精神的な状態は毎日のように変化します。
そのような特徴を持った高齢者には、その都度最適な方法を考え、こまめに対応していく必要があるのです。

自分でできることは自分で。
自立・自律が健康・長寿の秘訣。

ぽっかぽかでは「自分でできることは自分でする」というポリシーを持って、高齢者の方になるべく自分で努力してもらうことを大切にしてます。いわゆる「上げ膳据え膳」はしない、ということです。
何から何まで職員がやってしまうと、高齢者の身体機能や精神は早々にダメになります。私は長いキャリアのなかで、そういった事例を何度も見てきました。

例えば、入院時には皆口を揃えたように「早く家に戻りたい」と言うんです。でも、自分で動こうにも「寝ていてください」と言われたり、全ての面倒をみてもらったりしているうちにモチベーションが全く無くなってしまいます。
そうなると、高齢者はすぐに認知症状態に陥ってしまい、家に帰りたいと言っていたはずが、まったくそれを望まないし、望めなくなってしまいます。私は、これはあるべき高齢者介護の姿ではないと思っています。
しかし、多くの医療や介護の現場ではこういった問題が存在しています。

厳しかった親のしつけ。
ぽっかぽか設立の背景は”社会に求められる事をする”ということ。

ちょっと話は変わりますが、実は私、子供の頃凄く厳しい家庭で育ったんです。
習い事も沢山させられたし、しつけも厳しかった。弟は割と自由にしているのに、私だけいったい何故?と思いながら子供時代を過ごしました。だから、当時あまり自分の親の事は好きではありませんでした。

でも、そんな親から教えられたことで1つ記憶に残っているのは、「社会で求められる人になりなさい。」と言われた事。高齢者介護の業界で働くことになったのも、実は親が「あなたは福祉やりなさい。そこで求められているんだから。」と言って、私を引き入れてくれたからなんです。

紀美野町は、和歌山県の中でも高齢化が進んでいる地域です。
介護が必要な高齢者は増えていますが、担い手が足りていません。私がこの業界に足を踏み入れてケアマネージャーになり、ぽっかぽかを開設したことも、やはりそれを必要としてくれている人がそこにいるからです。

「社会に必要とされる」とか「社会的に正しいことをやる」と言うと、偽善だ、とか言われる時もありますよね。でも、今の日本は、そういった人たちの存在がなければ社会の仕組みが壊れてしまうようなところまで来ています。誰かがやらなくてはなりません。私たちの活動が、すこしでも地元社会に貢献できているとしたらこの上ない喜びです。

末筆となりましたが、いつもぽっかぽかをご利用いただいている皆様、ぽっかぽかを支えてくれている地域の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。
これからも、変わらぬご指導、ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

アクセス

部分的な介護ではなく、生活全体の状況を把握し、一緒に暮らしを支えていきます。

小規模多機能ホーム ぽっかぽか
〒640-1131
和歌山県海草郡紀美野町動木1579-1
tel : 073-489-3301

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